習慣について本を読んで考えてみた①

今週のお題「読書の秋」
習慣について本を読んで考えてみた。

習慣について考える上で、参考になるイチロー選手の言葉を紹介します。

日本プロ野球の史上最高の選手といっても過言ではないイチロー選手、ご存知のように決して体格に恵まれた選手と言うわけではありませんでした。
むしろMLBでは小柄な部類に入る選手でしょう。
プロ野球に入団した際もオリックスからドラフト4位指名でした。

ではなぜ、イチロー選手がここまでの功績をあげることができたのか、その一つにイチロー選手の習慣力。
それを象徴する言葉があります。

『夢を掴むことは一気にはできません。小さなことを積み重ねることで、いつの日か信じられない力を出せるようになっていきます。』

小学生の時から、来る日も来る日もバッティングセンターに通い続けてきたイチロー選手。

また、彼はこうも言っています。

『高校時代に毎日10分だけ素振りをしました。一年365日を3年間続けたことで、たった10分が凄い時間に感じて誰よりも継続したことで強い気持ちを持てるようになりました。』

そしてイチロー選手が教えてくれるシンプルで重い言葉。

『特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするのに、普段通りの当たり前の事をする』

習慣化して絶え間なく行う。
イチロー選手の言葉や行動の中に、習慣化に繋がるいくつものことがあるのがわかります。

例えば彼がバッターボックスに入る際は、同じ素振りやストレッチを必ず行います。
イチロー選手のバッティングを何度も目にしていますが、これらのルーティンを欠かすのを見たことがありません。

また『無事これ名馬』と言いますが、イチロー選手ほど怪我をしない選手は珍しいと思います。
彼が長期離脱した記録はありません。
だから40歳を過ぎてもメジャーリーガーとして活躍出来たのではないでしょうか。

これも有名な話ですが、イチロー選手は必ず8時間の睡眠をとるそうです。
これも怪我をしない体を作ることに貢献しています。

さらにはイチロー選手は極力階段を使わないそうです。
階段とスロープが有るところでは必ずスロープを使うそうです。踏み外して怪我に繋がる危険性を最大限に減らしているということです。

このような細かいことも習慣化にすることで、『無事これ名馬』という側面を持ち合わせてるのでしょう。

このイチロー選手の言葉や行動を知り、自分自身に置き換えた時、小さな習慣も続けることで大きな事に繋がると感じました。
その為に、本や人との出会いで良いと思える習慣を発見していきたいと改めて感じた一冊でした。